作者は兵庫県但馬地方出身の油彩画家・山本達幸氏(故人)
【絵の主題】
画面の中央には、山の斜面に沿って建てられた寺院の建物群が描かれています。多層の屋根を持つ本堂のような建物や、五重塔が特に目を引きます。手前と奥には、燃えるような赤やオレンジ色の紅葉が広がり、秋の深まりを感じさせます。
【細部の描写】
• 建物: 寺院の建物は白や灰色で描かれ、複雑な屋根の構造が細かく表現されています。特に画面右側にある五重塔は、白く堂々とした姿で、周囲の木々の中で際立っています。
• 紅葉: 絵の主役ともいえる紅葉は、多様な赤、オレンジ、黄色が使われており、立体感のある筆遣いで描かれています。これにより、葉の一枚一枚が生き生きと見えます。
• 背景: 寺院の背後には、深い緑色の山がそびえています。この緑と紅葉のコントラストが、風景に深みを与えています。
この絵は、日本の寺院が持つ荘厳さと、秋の自然が織りなす美しい調和を見事に捉えた作品だと言えるでしょう。
サイズ
額縁 縦41✖️横48
絵 縦24✖️横33
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##絵画