21世紀に入ってからの発売でANDO社のHPには未だ掲載されているので、現行モデルかと思います。
このモデルの先代の330SAが小生がBCLラジオを調べる際のバイブルの一つとして使っている三才ブックスのBCLラジオカタログに掲載されており、"マニアのセカンド機としても或いはBCLの入門機としても推薦出来る"という説明があります。此方のコピーは参考に差し上げます。
その説明に惹かれて最初の一台を手にしました。ANDO社がTECSUNにOEMで作らせた模様ですが、非常に良く出来ています。
小生は全部デジタルで選局も数字入力というのは評価しません。
実際に手にすればダイヤル式で直感的に選局する方がずっと素早いからです。
特にこのモデルではバーニア式で高速、低速に分けた選局が出来るので短波などの細かい周波数も調整し易い。
但しデジタルではあってもDSP方式では無いので長時間の受信では多少のズレが出てくるのはご愛嬌です。
定価は電池専用モデルが¥29400でしたが、ACも使える現行機では価格表示がありません。中国での生産が終わったか、多分高くなっているのでしょう。
この個体はどう言う背景か躯体の下半分とアンテナ周辺のシルバー塗料が全て剥げ落ちており、手持ちのシルバースプレーをかけました。レタリングを消さない様に注意しましたが、塗料の質感が微妙に違う部分が有ります。
クリーニング、整備済みで、機能、音に問題はありません。
ダイヤルライト他のアクセサリーも機能します。10cmの相当に強力なスピーカーとセパレートトーンコントロールが付いていて、筐体も大き目なので、結構良い音で鳴ってくれます。
ここからは爺さんの独り言
最近はオークションでの新品ラジオの価格が滅茶苦茶に上がり、場合によっては送料を含めたメルカリのものの方が安かったりします。程度は千差万別ですが、どれも動作未確認、保証無しという物で、結構高価なので誰も買い手が出ません。ネットで型番を入れると安易に相場がで出て来て、商品の状態に関係無く適当に値付けをする為です。これで意味もなく売れない出品が増えるだけで誰の為にもならないでしょう。
このモデルもこんな価格で出せるのは最後かもしれません。ACコード付き。
お届け翌日迄、評価前の不具合については対応します。
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