カラシン県の大高僧
ルアンプーシラー師の御手によって生み出された"ソムデット・ウェークマン"
名のごとく障壁を払い、暗闇を裂き、人生を転じる尊き佛像として人気が高い作品です。
"ウェーク"とは幕を分け、草をかき分け、あるいは敵陣を突破する意を持ち、すなわち閉ざされた運命を切り裂き、新たな道を切り拓くという言葉で、人生には貧困、病苦、学業や仕事の難儀、人間関係の障りなど、幾重にも幕のごとき障壁が立ちはだかると、説いたマハシラー師は「仏の智慧と慈悲の力によってその幕を裂き、進むべき道を照らす」ことを祈念し、この御守りを御作成したと言われています。
寺院オリジナルの元箱同封、背面にはシリアルナンバーの刻印がある真品です。
本品には障壁を打ち破る佛力が宿り、暗闇を払い運命を転換する象徴、また古来より伝わる「幕分けの佛」信仰を継承する意義をも担っています。
御守りの背面には「ナ・パタマン」、すなわち「ナ・メッターマハーニヨム」の梵字が刻まれている。これは慈悲と人気運を招き、商売繁盛や人間関係を円満にする印とされ、日常の営みを潤す霊力を宿すものとして信仰されてきた。
この御守を佩する者は、貧困を破り富貴へと転じ、学業や仕事、商いの困難を退け、病苦や災厄、悲嘆を払拭し、人間関係や縁の障りを調え導くと伝えられ、さらに呪詛や業障、怨念や邪なる力すらも仏力の前に雲散霧消するとも言い伝えられています。
ルアンプーシラー師は2007年頃に
今回の御守りが発行された
ワット・ポーシーサアードに常住されており、その時の本尊に御加護を込め生み出されたのがこの
本品です。師はすでに別の寺院に移られ修行と布教を続けられておりますが、この御守りはマハシラー師が有名になる前におられた寺院の作品としても価値が高いです。
釈尊が数多の艱難を超えて無上正覚を成就されたように、本品は「幕を分かつ佛」もまた衆生の障壁を打ち砕き、未来を光明へと導く護符として、尊ばれている作品です。
ご興味ある方、よろしくお願い申し上げます。
サイズ 縦5.7cm 横3.1cm 前後です。
プラクルアン
タイ
御守り
カンボジア